「レッドブルー」の作中で描かれた、総合格闘技大会「MMA甲子園」が開催決定
波切敦「レッドブルー」と、総合格闘技大会「MMA甲子園」のコラボレーションが決定した。
週刊少年サンデー(小学館)で連載中の「レッドブルー」は、根暗で病弱な日陰者の少年・鈴木青葉が、格闘技経験ゼロから総合格闘技(MMA)の世界へ飛び込み成長していく物語。今回、作中に登場する総合格闘技大会「MMA甲子園」が実際の大会として開催されることが決定した。格闘技団体・GRACHAN代表の岩崎ヒロユキ氏が本部委員長となり、各地域の格闘技ジムのメンバーを支部長として全国を網羅。日本の次世代の格闘家を輩出する大会を組織した。
地方予選は9月頃に開始。全国大会は2024年2月頃に東京で開催される予定だ。詳しい情報は後日発表される。
岩崎ヒロユキ氏(GRACHAN代表)コメント
子供の頃、漫画を通じて野球やサッカーに夢を抱き、その魅力に引き込まれた経験が私にとって大切なものです。MMAという格闘技にどう関連付けるかと悩んでいましたが、なんとMMAを題材にした漫画が「週刊少年サンデー」で連載されていることを知りました。さらに驚いたことに、その中には自分が行う“MMA甲子園”のプロジェクトが描かれていたのです。
これは私にとって、小さな奇跡のような瞬間です。まさか自分が関わる活動が漫画で取り上げられるとは夢にも思っていませんでした。
「レッドブルー」の担当編集者の宮川さんとの繋がりができたことも、非常にありがたく感じています。お互いに支え合いながら、何か良い影響をもたらせるかもしれないと期待しています。
漫画が青少年にスポーツへの興味を持たせるきっかけとなり、そしてMMAという分野に目を向けさせる。これは素晴らしいことだと感じます。
これからのプロジェクトの展開については、慎重に、しかし前向きに取り組みたいと思います。少しでも多くの人にMMAの魅力を伝え、特に若い世代が新しい挑戦をするきっかけになれば幸いです。